コンタックスマウントのテッサー28mmが来ました。
戦前は広角レンズの開発が難しく、
28mmでも超広角の扱いでした。
このテッサー28mmもf値が8という暗いものです。
当時のフィルム感度を考えると、
手持ち撮影は明るい屋外でしか出来なかったことでしょう。
この28mmはレンズが曇っている固体が多く、
レンズが小さいので曇るとてき面に写りが悪くなります。
この固体もレンズが曇っていたのでクリーニングしましたが、
レンズが凄く小さくコンタクトレンズのようです。
うっかり落としたら、探すのが大変そうですね。
ヘリコイドの動きも重いので、
分解してグリスを入れ直します。
広角レンズなのでヘリコイドの溝のピッチが凄く狭いです。
開放値がf8となると使い難いですが、
レンズクリーニングすると結構良く写るレンズです。
無理にf5.6にせず画質を優先したところは、
さすがにツアイスだなという感じですね。
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