小湊鉄道のトロッコ列車を紹介した絵本が発売されました。
著者の「かこさとし」さんは、
「だるまさん」シリーズなどで有名な絵本作家です。
かこさとしさんの絵本で育った方も多いのではないでしょうか。
この本の出版元も、児童書で有名な偕成社です。
この絵本ですが、
幼児向けのお話し絵本ではありませんでした。
まずは小湊鉄道の歴史から始まり、
車両の紹介も載っています。
コッペル型機関車の設計図まで載っていました。
踏み切りの種類やタブレットの説明もあります。
沿線の話もたくさん載っています。
「飯給」の名前の由来も書いてありました。
まさか大友皇子の伝説があるとは思いませんでした。
(画像の文章にはボカシを入れています)
この他も里見駅や月崎駅などの、
いろいろ駅にまつわる話が書いてあります。
また、今話題の「逆転層」の話も載っています。
地球の磁気が南北で逆転している時代の地層が、
地表に出ている場所が沿線近くにあるのです。
今、世界的にも貴重で注目が集まっている場所です。
沿線の旧跡名所や郷土料理の紹介も載っています。
子供向けの「絵本」と言うより、
大人も楽しめる小湊鉄道と沿線のガイドでした。
何度も行っている私も知らないことばかりでしたので、
小湊鉄道に興味がある方は、ぜひ買って読んでみて下さい。
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