新にデジタル一眼を買おうと思って、
いろいろな機種を調べていたのですが、
パナソニックの「LUMIX・GH4」というカメラは、
なんと動画が「4K」で撮れるそうです。
サムソンなどの海外のメーカーに
ハイビジョンTVの世界的なシェアで負けてしまった日本は、
日本の方が少しだけ進んでいる4Kへ移行しようとしています。
余程大きな画面で見ないと違いが分からないと思うのですが、
そこは商売なので仕方ありません。
そこでパナソニックも早速カメラの方に4Kを搭載して、
「せっかく4Kで撮ったんだから4KのTVで見ましょう」
という戦略のようです。
世界初の一般的な4Kカメラがビデオカメラではなく、
マイクロフォーサーズのカメラなところが面白いですね。
しかしこの4K動画、
容量が大き過ぎて、
相当メモリーが大きなPCでないと編集できないそうです。
4K動画が普及すれば、
それに合わせてまたPCの容量も増えるのでしょうね。
ところでこのGH4は、
4Kで撮った動画から1枚を抜き取って静止画に出来ます。
その静止画は、なんと800万画素もあります。
GH4の作例に4Kから抜いた静止画が載っていましたが、
その画像を見てビックリしました。
少し前の800万画素のデジカメより高画質なのです。
(画像右下をクリックして拡大してご覧下さい)
SLを撮りに行くと、
秒間10コマなどで連写し続けている人を見掛けます。
「これじゃ動画撮ってるのと変わりないじゃん」
と思ったものです。
GH4のフレームレイトは秒間30フレームですから、
デジカメを秒間30コマで連写しているのと同じことです。
800万画素もあればA4プリントくらいは楽勝ですし、
雑誌や新聞掲載にも充分です。
今は4倍の「8K」も開発中ということですから、
そうなると3200万画素です。
今のデジカメはどれも動画機能が付いていて、
カメラとビデオカメラの区別が曖昧になってきています。
これからの写真というものは、
動画から抜き出すものという時代になるかもしれませんね。
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