昨日は「あけぼの」の最終運行でしたが、
各マスメディアが大きく取り上げていて、
NHKなどは朝から上野に向かう「あけぼの」の空撮中継はするし、
夜のニュースでは上野駅発車の様子まで生中継していました。
上野駅は早くから入場規制がかかり、
大宮駅では「罵声大会」となったようです。
いつも思うのですが、
最終日は人が多くて撮れなくなるのは分かりきっているのに、
なぜわざわざ最終日に撮りに行き「邪魔だ」と怒鳴るのでしょうか?
また怒鳴っていた人が、
最後に列車に向かって「ありがと~」って言うのはお約束?(^^;)
果たして、ここにいる人達のどの位の人が、
実際に「あけぼの」に乗った事があるのでしょう・・・
こういう騒ぎを見ていると、
今までの乗車率が悪いから廃止になるのに、
最後だけ騒ぐ姿は「何だかな~」と思います。
菅官房長官の定例記者会見
「私は乗った事がありませんが、廃止は残念です」
乗ってないのに残念?
そもそも記者会見で質問する事じゃないですよね。
自民党・石破さんの
「廃止になるから今のうちに乗っておこうと思って」
今まで乗らないから廃止になるんじゃん!
廃止が決まってからは、
旅行雑誌は相次いで「あけぼの」を取材した記事を載せるし、
旅行会社も多くが「あけぼので行く○○」というツアーを企画しました。
「今さら乗車率が上がっても・・・」と、歯がゆい気持ちでした。
私達夫婦が一昨年に乗った時は、
上野駅で「あけぼの」の写真を撮っている人はまばらでした。
青森駅では、
写真を撮っていたのは私だけでした。
寝台も、
私達2人で4つのベッドが開いていました。
「二人で使えて楽だね~」と思ったと共に、
「これじゃ廃止になりそうで怖いね」
と言い合っていた事が現実となってしまいました。
来年は北斗星の廃止が予定されています。
乗車率が上がって、
どうにか撤回されないものでしょうかね。
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