カメラ市まであと10日、
修理は、最後の追い込みに入っています。
部品が欠品だったり、
瞬間接着剤で止めてあったりと、
相変わらず面倒な作業が多いのですが・・・
今回は、少し珍しいカメラが来たので紹介します。
以前、ISOレポーターというカメラを書きましたが、
そのOEMと言えるカメラです。
なかなかカッコ良いカメラですね。
このカメラは、コンタックスやニコンSシリーズのように、
ボディー側のギアを回してピント合わせをするようになっています。
シャッターの構造は、基本的にバルナックライカと同じです。
またこのカメラの巻上げは、
底にあるレバーでも巻き上げることが出来ます。
ニコンとキヤノンの合体型のようですね。
ファインダーも全てプリズムを使った作りで、
なかなか見えも良いです。
ファインダーは、ユニットとして外すことは出来ず、
ボディーとダイキャストで一体になっています。
これは珍しい構造ですね。
面白いのは接眼レンズで、
右にあるボタンを矢印の方向へスライドさせると、
ユニットでスポッと抜くことが出来ます。
「5cm」と書かれてあるところを見ると、
交換レンズ用の倍率の違う接眼レンズと交換できるようです。
でも、交換レンズもファインダーも、見た事がありません。
なかなか作りも良くカッコの良いカメラなのですが、
あまり売れなかったようで、珍品カメラだそうです。
f1.9のレンズも面白そうですが、
オリジナルのスクリューマウントですし、
ヘリコイドも無いので、
このカメラで撮るしか無さそうですね。
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