一部のニュースや新聞にも載りましたが、
HONDAの新しいバイクが、
なんと 2190万円 で発売されます。
RC213V-S
バイク好きな人は「ああ、あれね」と思うでしょうが、
バイクに興味が無い方にチョッと説明します。
HONDAは今、
世界最高峰のバイクレース「MOTO-GP」に参戦しています。
これは、バイクのＦ１のようなものです。
それに参加しているバイクは、
数千万円を掛けてレース専用に開発されたものです。
レース用のバイクは、
勝つためにグラム単位の軽量化をし、
そのためにはネジの1本から専用の部品を作ります。
手作りの部分も多く、
そのために多大なコストが掛かるのです。
そうやって出来上がったレーサーは、
重量がたった160kg程ですが、
馬力は999ccにも関らず220馬力もあります。
ですから最高速度は360km/h以上！
そんなレーサーをベースにして、
公道を走れるようにしたバイクが発売されるのです。
それらを知っているバイク好きにとっては、
2190万円！と言っても、
「まあ、その位はするだろうな」という気がします。
この公道仕様のRC213V-Sのスペックを見て誰もが驚くのは、
馬力がたった70馬力しか無いということです。
70馬力と言ったら70年代のナナハン並みです。
しかしエンジンの最高回転数を見たら、
たった6000回転しか回っていません。
レーサーは13000回転以上回りますから、
公道使用は回転数にリミッターが付いているのですね。
あえてパワーバンドの回転数から外してあるのです。
リミッターを外して13000回転回したら、
一体何馬力出るのでしょうか？
サーキット用キットも発売されるようですが、
2180万円のバイクでサーキットを走るのは、
別の意味で怖いでしょうね。
世界限定250台だそうですが、
日本では何台売れるのでしょうかね？
これに乗ったら目立つでしょうが、
これで立ちゴケしたら、
超見っとも無いでしょうね。
(^^;)