昨日は、年に1度のお楽しみ、
雪の上越線SL運行の撮影に行ってきました。
今年は雪が多そうでしたので、期待して行きました。
まずはいつもの諏訪峡の橋の上へ行ってみました。今年は山の木々に雪が積もってとてもきれいでしたが、なぜか人気の場所なのに人が少ない。三脚を立ててしばらく待っていると、急に雪が強くなりホワイトアウトに。ああ、これで皆さんここはやめたのかと思い、急遽撮影場所を変更することにしました。しかし今から行ってもどこの撮影地も人でいっぱいです。唯一人が少ない場所を見つけて三脚を立てましたが、ここでの撮影は失敗に終わりました。
支柱間にSLが納まるかどうかがギリギリそうな場所だったので、連写して位置を合わせるつもりでいました。ところが設定したはずの連写モードがシングルモードに動いていて、それに気が付かずにシャッターを押したら最初の1枚で終わり、という悲しい結果になってしまいました。しかし結局SLは、支柱間ギリギリにしか入らないようです。人が少なかったわけですね。SLが来た時には薄日が差す天気となり、あのまま諏訪峡にいれば良かったと後悔しきりです。
撮影後に水上駅のSL広場に行くと、ちょうどC61が転車台に乗るところでした。今年も雪がカメラに向かってくる方向の風向きで、レンズに雪が付着して困りました。
今年は雪が多かったからか、雪に埋もれた転車台をかき出した雪が周りに高く積み上げられていて、転車台が良く見えませんでした。私はカメラを頭の上に上げて撮影しましたが、せっかく来た子供は雪の壁しか見えず、このへんはもう少し配慮して欲しかったと思います。
復路の水上駅発車を撮る場所に三脚をセットした後は、撮影地並みに混雑する中華屋で昼食を食べ、その後は、やっと人が少なくなったSL広場でC61を撮りました。やはり雪と真っ黒なSLは良く似合います。
今年のヘッドマークは、
羊を描いた正月らしいデザインで好感が持てました。
でも、来年の年賀状には使えないな。(^^;)
SL広場での撮影が終わると、復路の水上駅発車の撮影の準備に行きました。復路は下り勾配ばかりなので発車時くらいしか煙は出ず、しかも雪があるのは水上駅周辺だけなので、水上駅発車は人が集結します。今回も凄い人でしたが、発車30分前あたりになると、三脚を立てて待っている私達のすぐ後ろに脚立を立てて撮影しようとする人達が現れました。私もすぐ後ろにピッタリと脚立を立てられ、身動きがとれず大変困りました。他の場所では罵声も飛んでいましたし、車の走行の邪魔になるとJR職員に注意されていました。折り返しは充分に時間があるのですから、やはり早めに来てチャンと場所取りをして欲しいものです。皆さん、雪が降る寒い中をそうやってじっと待っているのですから。
3時になると、転車台で向きを変えたC61を客車に連結する機回しが始まりました。雪がたくさん降って来て、オートフォーカスではSLにピントが合いませんでした。
3時20分、水上駅発車です。緊張感が高まる一瞬ですが、発車直後に出た爆煙が逆風でC61の前に降りてきてしまい、煙でC61が完全に隠れてしまいました。前方で写真を撮っていた人達から悲鳴が上がりました。しかもその後は例のドレンでドロン・・・
望遠で縦位置で狙った写真は撃沈
もう1台は、
ドレンの蒸気から抜け出してきたところをどうにかゲット。
2台で撮っていて良かった・・・
毎年恒例(?)の「ドロン」の動画をお楽しみ下さい。
悲鳴が上がったわけが良く分かります。
でも今回の一番お気に入りの画像は、
これだったりします。
来年はクリスマスカードでも出すかな。(^^)
毎年後悔が残る撮影になってしまうのですが、
だからこそ遠くて寒いのに毎年行ってしまうのです。
困ったものですね。
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