3連休2日目の日曜日は、
近所の「日本民家園」へ行ってみました。
古民家の秋は風情があって良いですね。
民家の裏では機織をしていて、
表で織った製品を売っていました。
妻もマフラーをひとつ買いました。
昼時に行ったので、
古民家の中にある蕎麦屋に入りました。
裏口はこんな感じでとても現代とは思えません。
いつも店の中の写真は撮るのですが、
お蕎麦の写真を撮るのを忘れます。
お蕎麦だけではチョッと足りなかったので、
蕎麦屋の前の売店で「きび大福」を購入。
歩いて行くと、
民家の前でボランティアの人たちが、
藁や竹を使った製品を作りながら販売していました。
妻はみかんを入れる篭を買いました。
ただ民家を公開しているだけでなく、
こうやっていろいろな行事をやると楽しいですね。
しかもまるで時代劇のセットのようです。
今日、民家園に行った目的は、
「船越の回り舞台」の内部公開があったからです。
三重県志摩半島の船越にあった回り舞台は、
1857年に建てられた古い舞台です。
中に入って天井を見上げると、
渡し板があり上から雪を降らせたりする事ができます。
綱が付いている横棒は背景を吊るす棒で、
瞬時に背景を変えられるようになっています。
そして回り舞台を回す装置は、
舞台の底の「奈落」にあります。
そう、奈落の底ですね。
この舞台では年に一度、
実際に歌舞伎の上演があります。
でもチケットを買うのに開園前から並ぶそうです。
民家園にはこんな可愛い建物もあります。
渡し舟の船頭さんが待つ小屋だったそうですが、
私達夫婦は「先生、お願いしますの小屋」と呼んでいます。
時代劇で素浪人の役所広司が泊まっていそうだからです。(^^;)
民家園は近くて年に数回行くので、
今回は年間パスポートを購入しました。
今回、全部回って見た後にお茶を飲みたくなり、
また入口から入って喫茶をやっている民家に行き、
お茶でなくコーヒーを飲んで帰りました。
最近は民家園で外国人もよく見掛けるようになりました。
かえって観光地に行くよりも、
日本本来の風情があると思います。
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