先月のC61大スカ事件(?)以来、
煙分不足の禁断症状が続いています。
ああ、爆煙が見たい。
「鉄ちゃん」でない方々は、
SLはいつもポッポと言って煙を吐いていると思いがちですが、
電車と一緒で加速する時と登り勾配を登る時以外は、
「絶気」と言って惰性で走っているのです。
ですから、
撮り鉄の人達は「勾配表」というのを見て、
出発を狙うか登り勾配の場所で撮るのです。
しかし・・・
SLはいろいろな要素で煙の出方が変わります。
機関助手の投炭のタイミング、気温、牽引量、
そしてその時のSLの調子など、
いろいろな要素が絡むようです。
撮影者が多い場所では、
わざと煙を出してくれることもあります。
特に夏の暑い時期はなぜか煙が少なくなるようです。
煙と言っても煙突からは蒸気も排出されますから、
暑い季節は白い蒸気はすぐに蒸発して見えなくなりますが、
なぜか黒煙まで減るのです。
同じ場所での撮影ですが・・・
(10月)
(8月)
(3月)
(8月)
暑い中を長い時間待っていたのに、
スカで来るとがっかりしてしまいます。
煙分不足ですが、
夏はスカを覚悟で出掛けないといけないのが辛いですね。
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