今朝起きたら体中が痛いので(坐骨神経痛もあり)
マッサージに行って、サッパリしてきたところです。
今回のカメラ市は、
中国の景気が少し衰退してきていて爆買いが減り、
デパート全体の売り上げが落ちているという話を聞いていたので、
今や、中国のディーラーへの売り上げが相当あるカメラ市でも、
売り上げがかなり落ちてしまうかと心配していたのですが、
どうにか例年並みの売り上げが確保できたようです。
お買い上げ戴きました皆様に感謝いたします。
私は、久しぶり?にカメラ市でカメラを買いました。
買ったのは、フォクトレンダーのウルトラマチック。
あるカメラ屋さんのブースに\15.000で出ていました。
レンズは、カラースコパーが付いていました。
この価格では、何か不調な部分があるだろうと思ったのですが、
見せてもらうと、シャッターも正常だしメーターも動きます。
なぜこんなに安いのかと店員の方に尋ねてみると、
「壊れやすいし、壊れたら修理が出来ないから」だそうです。
確かに・・・
私は、直そうと思えば直せますが、
過去記事にも書いたとおり、できるならやりたくありません。
(ウルトラマチックの魅力と修理難の話)
ちなみに私はウルトラマチックを既に2台持っていますが、
(その他ジャンクが2台)
片方はシャッター不調、片方はメーターが動きません。
これで、どうにかまともなウルトラマチックが手に入りました。
まあ、これもいつ壊れるかドキドキですが。
また安かった理由のひとつには、
「セプトン50mm/f2」が人気があるレンズなので外してしまい、
手持ちのカラースコパーを付けて出したのかもしれません。
セプトンにしろノクトンにしろ、
レンズを外されてしまいボディーは二束三文で売られるのを見ると、
私的には、とても淋しく感じます。
ミラーレスカメラに付けて撮るのが流行っているのが原因ですが、
これにも少し疑問を感じる部分があります。
デジタル対応でないレンズをデジカメに付けて撮影すると、
周辺画質が落ちてしまう物が多いからです。
私も最初にα7を買った時、
ズミクロンやスイーター等のレンズを開放絞りで撮ってみたら、
周辺の画質が悪いことに気が付きました。
フィルムの時は、さほど大きく伸ばさずプリントしていたので、
それで気が付かなかったのかな?とも思いましたが、
それにしては「こんなに酷かったかなぁ」と思っていました。
そこで今回のカメラ市で、
デジカメにも詳しい知り合いに聞いてみました。
すると、やはりデジカメ用に設計されたレンズでないと、
周辺画像が悪くなるそうです。
その理由は、センサーの前にある保護ガラスにあるそうです。
厚さ1mm程の平面ガラスだそうですが、
平面ガラスでも斜めに入る光は屈折を起してしまうので、
周辺部の画質が落ちてしまうということです。
光路があまり広がらない望遠レンズでは影響が少ないようですが、
標準から広角に掛けてのレンズには、影響が出るようです。
ニコンD800等のフルサイズ一眼レフカメラでも、
広角のAiニッコール等を付けると、かなり周辺画質が落ちるそうです。
ライカM型のフルサイズデジタルだけは、
フィルム時代のレンズの使用を考慮して、
保護ガラスが薄く作られているので影響は少ないそうです。
私が危惧するのは、
遊び感覚で昔のレンズをデジカメに付けて撮るなら良いのですが、
デジカメで撮った画像だけを見て、
それがそのレンズの本当の性能だと思われると困るということです。
さてさて、今日だけは1日休ませてもらい、
明日からは、溜まっている仕事をせねば・・・